.inドメイン名停止で気になったWHOIS公開代行以外のこと

このゴールデンウィーク中に、インドのccTLDである .in で騒ぎがあったようですね。

「.in」ドメインのサイトが次々と閉鎖、国内で影響を受けたサイト
http://ict.pken.com/2013/05/dot_in/

.inドメイン名停止とwhois公開代行
http://www.geekpage.jp/blog/?id=2013/4/30/1

何があったかを簡単に説明をすると、.inドメイン名の元締めであるレジストリーが、WHOISの公開代行サービスを「規約違反」と判断し、ドメイン名の使用を停止に踏み切った(ようです)。

WHOISの公開代行サービスって何?という方のために説明をしますね。まずドメイン名を取得すると、ドメイン名のWHOISには登録者名(Registrant Name)、そして多くの場合連絡先となる住所、電話番号、メールアドレスが掲載されます。これは何かあった際に、そのドメイン名の登録者(管理者)に連絡をつけられるようにという便宜を図るためなのですが、個人でドメイン名を取得された方にとってはWHOISに個人の名前、住所などが掲出されるというのはとても抵抗があるわけです。

例えばこの domainhonpo.com は個人で運営をしているわけですが、WHOISには僕の名前、住所などではなく、

Registrant Name: Whois Privacy Protection Service by onamae.com
Registrant Organization: Whois Privacy Protection Service by onamae.com
Registrant Street1: 26-1 Sakuragaoka-cho
Registrant Street2: Cerulean Tower 11F
Registrant City: Shibuya-ku
Registrant State: 13
Registrant Postal Code: 150-8512
Registrant Country: JP
Registrant Phone: 03-0364-8727
Registrant Fax:
Registrant Email: proxy@whoisprotectservice.com

というように、現在利用している onamae.com が提供している Whois Privacy Protection サービスを利用しています。
繰り返しになりますが今回は .inドメイン名の元締めであるレジストリーが このサービスに No を突き付けたということのようです。
他のgTLD や ccTLD にどこまで波及をするかが今後気になるところです。

WHOISの公開代行サービスは、個人ユーザにとってはぜひ残し続けてほしいところです。
ちなみに法人ユーザがこのサービスを使っているケースが時々ありますが、個人的には????です。法人なのに身元を隠すってどういうこと?って思ってしまうのです。

さてこのWHOISの公開代行サービスを提供しているのはレジストラーやリセラーにあたる会社なわけですが、今回彼らが提供をしているサービスで個人的にもう一つになるサービスがあります。各社サービス名称は異なりますが、ccTLDのローカルプレゼンスを解消するためのサービス「ローカルプレゼンス代行サービス」とでもいいましょうか。

ccTLDの取得要件などは、各国(CC)の運営が尊重されていてccTLDによって異なりますが、多くのccTLDでは、そのccTLDが表す国または地域内に所在していなければドメイン名を登録できないという「ローカルプレゼンス」という要件を設けています。レジストリーが「ローカルプレゼンス」を設けているにもかかわらず、レジストラーやリセラーが自社(もしくは関連する現地法人)の名義でドメイン名を取得する代行サービスを提供しているケースが多く存在します。

WHOISの公開代行サービスにメスを入れたのと同じような措置がローカルプレゼンス代行サービスにも行われたら、事はより甚大かもしれません。解決をするには現地法人が必要となるケースも出てくるでしょうから。

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